ワイン好きな象と猫

フランス生活の忘備録

菜の花と長ネギ味噌のおにぎり

就活ではじめて、会社のお金で面接を受けに東京に来た。いよいよ就活が始まるのかという気持ちである


ポールボキューズの料理やフランス滞在のまとめを書くうちに、就活の話になって良いのかと思いつつ。



これまで通り今書きたいことを書こうと思う。


3月に入ってから約一カ月、11社ほどESを提出した(残り13社ほど)ESを書くには自己分析と企業分析が必要で、あとはESを書いてWebテストを受けて、会社説明会に行ったりと、ほぼ毎日何かしら〆切か予定が入っていた。


就活を初めて1カ月の感想は、「大変だけど、一生において意味のあること」だと感じている。


私はこれまで自己分析というものに否定的だった。加藤修一の本で「私はこういう人間であるという結論に至った時には、私はこういう人間ではなく、こういう人間であると考える人間である」という言葉の通り、人は自己を客観的にみることは出来ないと単に考えていた。



自己分析はたとえそれが他己分析を含めたものであったとしても、究極的には客観的であろうと意識した主観に過ぎないという考えは変わらないが


客観的であろうと意識して、自分を見つめるというプロセスは意味のあることだと最近思うようになってきた。


自分の生い立ち、長所、欠点、価値観、挑戦した事、仕事に求めるもの、その他etc


今までぼんやりと考えていたものを一度文字に起こす事で考えさせられる事が多々ある。


仕事に求める価値観は自分の仕事が人や社会を幸せにする事、もしくは自分がそうだと感じられる事だと今は思う。


さぁ、初めての個人面接だ。

予備校時代の好きだった講師の先生の受験前のアドバイスを思い出す


「今までよりも上手くしようとするな、今までやった分の8割も出来ないものだから」


面接までの準備はしっかりしようと思う。面接が始まったらあとは今までの自分の準備を信じて、勝手に出てくる言葉に任せようと思う。