豚のリエット
フランスのスーパーで青果物は基本量り売りだ。小さいものも、大きいものも色付き具合も様々だ。
それらはキロ当たり同じ値段で計算され、一個単位から買う事が出来る。誰かに手料理を振る舞う時にちょっと付け合わせ用にといって、スナックエンドウを一本単位で買う事は出来るし、枝付きのトマトを自分が欲しい数のトマト分になるようにその枝をちぎる事なんてのも出来る。
前はニンニクが3分の1程ちぎられたりしたものも見かけた。(そして私はその残りを買った)
日本の様に形、色が揃った物で包装されてたりしない。一人暮らしには食べきれる小さいサイズが良い時もあれば、大きいサイズが欲しいともある。この買い方では無駄が少ないのだ。
おそらく日本では規格外野菜として売り物にならない、もしくは安く叩かれるであろう野菜たちがそれぞれそういった需要を満たしてくれる。「なんだかフランス包容力あるじゃないか」って思いながら野菜をビニール袋に入れた。
駐車場に向かうとこんな車があった。
もしかすると青果物への包容力?はこういう所にも関係しているのかもしれない。
ともあれ、そんなフランスが大好きだなと思った今日だった。