ワイン好きな象と猫

フランス生活の忘備録

メルゲーズとムール貝

久々の更新だ

およそ一カ月間も更新していなかった。仕事が始まり、慣れるので一か月があっという間に過ぎたように思われる。更新する時間がなかったわけではないし、そんなに切羽詰まっていたというわけでもないのだが、やはりこうやって更新しようという気になったのは少し余裕が出来てきたからかもしれない(とはいってもまだまだであるが)

 

高校一年生の入学してすぐの頃に読んだ、某T大学に合格した先輩の合格体験記を思い出した。ある文化系の部活に所属していた先輩は合格に向けてずっと勉強していたわけではないと書いてあった。部活の発表や文化祭があるときはそちらへ集中し、テストが近づくとそちらへ集中し、高校三年生の9月の文化祭の後から本格的な受験勉強を始めた事などが書かれていた。

 

その先輩の書いていた言葉で印象に残っていることがある。

「継続は断続的にでもいい」という事だ。簡単に言えば三日坊主になったとしてもそれを繰り返せばいいという事だ。何かをするときに肩の力が抜けるこの言葉がなんだか好きだ。その考えは実際に今の私の生活に根付いている(大げさに言えば)。だから一か月更新してなかったとしても、またここで断続的にでも続けれているので良いのだと自己肯定しておく。

 

 

この一か月で気付いたこと、考えたことを書くには時間が足りない。それらを忘れないように今回は今思い出せるだけ箇条書きで簡単にかいておこうと思う。

 

お仕事編

①フランス語は聞き取りが特に難しい

②お客さんがフレンドリー、レストランでの食事を楽しむのが上手

 つたないフランス語でも可愛がってくれる。正しい発音を教えてくれたりする。

③普通にレストランに犬を連れてくる。そして犬達はとてもおりこうさん

④赤ちゃんも普通にレストランに一緒に連れてくる。

⑤ 3、4に対してレストラン側も対応に慣れているし、周りのお客さんも慣れてい   

 る。そういう所がとても好き

⑥仕事場で人間関係がサバサバしている。上下関係があまりない。

⑦サービスとキッチンの仲がよい(日本で働いていたホテルと対照的)

パトロンが偉そうぶってない、従業員もパトロンに変に気を使いすぎていない

⑨レストランでワインが消費される量がやっぱり日本とけた違い

アペリティフを飲みながらオーダーを決める

⑪チップとは言わないPour boire(飲み代)というのがフランスっぽい

 こっそりとる人もいるが基本はみんなで共有する。

 遅くまで滞在した人、アブノーマルなリクエストをした人はチップを期待されています(笑)

⑫自分達のレストランの料理を提供できる能力の限界を知ったうえでお店を回す。

⑬フランス料理に砂糖は使わない、だからこそ食後のデザートで補充

⑭日本のサービスの良い点とフランスのサービスの良い点をそれぞれ身に付けたい。

⑮休みはきっちり、料理人も休める。

⑯生産地だからかレストランのワインも安い。

 

 

 

生活編

①フランス人はテラスが大好き。薄暗い冬があるからこそ夏の太陽を大事にしている。

②生活を楽しむのが上手。食前酒を楽しむアペロ、ろうそくなどの照明など。

 フランスの生活の楽しみ方知り、より生活を楽しみたい。

③車や家電などへのこだわりが薄い、使えればよい的な。日本みたいな家電量販店は見 

 たことがない。(私がないだけで実際にはあるのかもしれないが)

ムール貝の酒蒸し、メロンがマイブーム

⑤多くの場合キッチンが可愛い

⑥アフリカ、西アジアの食文化が結構ポピュラー

⑦田舎のお祭りの飲み物代がとてもやすい

⑧最寄りのスーパーまで3キロ以上の田舎(本当に食料品を買えるところがない)

 でも景色と星空は最高

⑨石造りの家は夏の暑さでも結構快適。冬はその分一度冷えると温めるのが大変だとか

⑩日本では普段会わないワインの生産者が普通に町を歩いている不思議。(ワイン産地なので当たり前だが)

⑪小さい村なのでお客さんどこかで見たことあるなと思ったら、他のお店の定員さんだったり。

⑫鳥と蜂が多い。農薬をあまり使わないワイン産地ならでは?

⑬ヴィンテージワインはエチケットがぼろぼろ、たまにスーパーでもぼろぼろ。

 でもなんだか年季を感じて好き。あらためてヴィンテージワインの楽しみ方が素敵だ 

 と思った。

 

 

もっとあったような気がするが思い出せない。

思い出したらその都度書き足したいと思う。